消火システム一覧
イレイスチューブ(消火デバイス)
製品情報
設置例電源不要・ボンベ不要・施工不要!! リチウムイオンバッテリーパックや配電盤用!!
初期消火は異常な発熱を素早く検知し、瞬時に消火剤を放出できることが求められます。イレイスチューブ(消火デバイス)は、データーセンターや工場の大空間に取り付ける消火システムではなく、電池ラックや配電盤や火災の発生リスクが高い危険な箇所を部分的に防護するための消火デバイスです。1㎥以内の防護区画に設置し、火災や被害の拡大を防ぐ消火デバイスです。
- 消火剤を充填するボンベが必要ありません。
- 消火デバイスを作動させるための電源が必要ありません。
- ガスバリア層により消火剤の透過の心配がいりません。
- チューブは可とう性があり、設置場所の形状を問いません。筺体内やアクセスしにくい場所にも設置が簡単です。
- チューブの接続は電気融着(EF)継手を用い、チューブと溶融一体化接合する事で、メンテフリーを実現しました。
- チューブの作動温度は107℃~115℃(無炎)
- 消火剤は人と環境に優しいFK-5-1-12を使用
- 優れた電気絶縁性で電気機器に影響を与えません。
17mm×14mmのチューブ
炎の熱でチューブが破裂すると...
消火剤が噴射し消火!!
長期使用と早期感知を可能とした5層構造のイレイスチューブ
火災の検知と消火剤放出を速くするためにPE系樹脂を使用していますが、消火剤が警戒時に透過し減量しないよう、バリア性に特化した樹脂層を設けました。チューブの作動温度は107℃~115℃(無炎)、リチウムイオン電池の異常発熱現象が120℃に達する前に火災を検知して、消火剤を素早く放出します。
消火剤は人にも環境にも優しいFK-5-1-12を使用
オゾン破壊係数ゼロ、非常に低い地球温暖化係数、短い大気寿命。FK-5-1-12消火薬剤は、ハロゲン化物消火薬剤として冷却効果と燃焼連鎖反応に優れた消火性能を発揮します。また、実使用濃度はNOAEL(無有害性影響量)と比べ大幅に低く、人体にも優しい消火剤といえます。
高性能消火剤 FK-5-1-12 とは
不活性な化学特性の為、二次汚損の心配がなく、オゾン破壊係数ゼロ、ハロゲン化物消火薬剤と比べ地球温暖化係数は1/1000以下と非常に環境にやさしく、人体に対しても高い安全性の消火剤です。また、すぐれた電気絶縁性を有し、電子機器に影響を与えません。
イレイスチューブ(消火デバイス) 消火実験動画
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特殊装置課
担当:玉井
製品情報設置例