「ファイアイレイス」をコンパクトな空間の防護に特化させたミニマル版が登場!
ファイアイレイスとは?
消火剤を充てんしたボンベと特殊樹脂で作られたチューブで構成された、電源不要の消火システムです。
チューブは、火災を感知するためのセンサー、消火剤を運ぶパイプ、消火剤を噴出するノズルの3つの役割を担っています。
火災の熱によりチューブの最も温められた箇所に穴が空くと、消火剤がその穴からピンポイントで火元へ噴出し、消火します。火災感知と消火が一体になった画期的な消火システムは、無人の状況や、人の目の届かない電気配線や電気装置、各種機械装置が原因の火災で、特に威力を発揮します。
電気配線が一切不要
火災の探知から、消火剤の放出、消火にいたるまで機械(自動)的におこないますので、外部電源やバックアップ電源が不要です。その為、防爆エリアにも設置可能な消火設備です。
設置が簡単でコンパクト
特殊樹脂製のチューブは、簡単に曲げることができ設置場所の形状を問いません。筐体内やアクセスしにくい場所にも設置できます。
メンテナンスも最小限
埃、油汚れなどの影響を受けにくく、設置後は定期的に消火システムの圧力をチェックするだけで消火性能を維持できます。
低価格で高性能
大掛かりな設置工事、電気工事が必要ないため、低いコストで設置できます。オプションも複数ございますので、お客様のご要望に合わせた消火システム設計が可能です。
ファイアイレイスの構成
ファイアイレイスとファイアイレイスminiの違い
ファイアイレイスminiは、ファイアイレイスと比べてボンベが小さく軽量で、設置時の操作も簡単な、ミニマルなシステムです。
コンパクトな閉空間(2m3以下)の防護を想定しており、最大55m3を防護可能なファイアイレイスでは規模が大きすぎる場合に最適です。
軽量で取りまわしがしやすく、設置時の操作はチューブを繋いでコックをひねるだけというシンプルな仕様なので、ご自身で簡単に設置いただけます。
弊社作業員による設置作業がないことから、購入してすぐに大切な機器や空間の防護を開始でき、価格もミニマルに抑えることができました。
制御盤への取り付けイメージ
サーバーラックへの取り付けイメージ
チューブ破裂部分(消火剤放出後)
ファイアイレイスminiの消火実験動画
関連資料・コンテンツ
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特殊装置課
担当:玉井