NI-SP-FR-FSは、耐衝撃性・封水性・速動性を徹底追究した、「リング全周保持方式」を採用し、地震など、火災以外の外的要因による誤作動を防ぎ、確実な初期消火を実現します。共同住宅等に最適なフラッシュ型スプリンクラーヘッドです。
消火システム一覧
NI-SP-FR-FS
耐衝撃性・封水性・速動性を徹底追究 フラッシュ型スプリンクラーヘッド
メリット1:耐衝撃性能
従来のレバー式のスプリンクラーヘッドは、2点で感熱体を保持しているため、地震や作業中の突発的な事故などによって、強い衝撃を受け誤作動する可能性がありました。このトラブルを防ぐため、チタンリング全周で感熱体を保持する組立構造を採用。外部衝撃に耐えうる堅固な構造を実現し、確実な初期消火を可能にします。
メリット2:耐漏水性能
完璧な漏水防止を実現するために、ガスケットの素材に特殊耐熱性テフロンを使用。従来のメタル製とは異なり、高い弾性によって高水圧にも充分に対応します。また、テフロンを採用したことにより、低荷重の締め込みで組立ができ、感熱体など他の構成部品にかかるストレスも大幅に軽減。スプリンクラーの信頼性を高めています。
作動イメージ
①通常(警戒)状態
いついかなる時でも火災発生に対応できるよう、常に警戒状態にあります。
ただし、外部衝撃などの、火災以外の外的要因による誤作動が起こらないよう、独自構造を採用しています。
②火災発生・起動
火災の熱によって感熱体内の可溶片が加熱され、規定温度(72℃か96℃)で溶けだします。可溶片の容積が減ることでその分量だけ外部プレートが下がり、保持リングが内部に縮みます。
③作動
保持リングが内側に縮むことでフレームとの引っ掛かりがなくなり、感熱体が完全に離脱します。フレーム内側から、内部プレートによって押し上げられていたデフレクターが降下します。
④散水・消火
デフレクターが完全に降りると、加圧された水流が本体より放出されます。
水流がデフレクターにあたることで、水が理想的な散水分布を描きながら消火にあたります。
組み合わせ機器
共同住宅等にヘッドと組み合わせてご使用ください。
1.アラーム弁CVR40 Ⅱ 千住スプリンクラー株式会社製2.予作動式(湿式)流水検知装置 NI-PV-40-10K 株式会社ニチボウ製
3.消火配管「エルメックス-SP」 三井化学産資株式会社製4.被水防止板
関連資料・コンテンツ
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営業2部
担当:小林